INTERVIEW

トランスコスモス株式会社

広告クリエイティブプラットフォーム「Fennec」を通して、より高パフォーマンスなクリエイティブをお客様にご提案したい

トランスコスモス株式会社

1966年の創業以来、半世紀にわたりクライアント企業のビジネスを、ITを活用したソリューションでバックアップ。売上拡大を支援するビッグデータ分析・Webプロモーション・Webサイト構築/運用・ソーシャルメディアサービスなどのほか、コスト削減を支援するコンタクトセンター・経理・営業バックオフィスなど、広範なアウトソーシングサービスを提供。アジアを中心とした各国の拠点を中心に、クライアント企業の海外展開も後押ししている。優れた「人」と最新の「技術力」を結集し、「Global Digital Transformation Partner」としてデジタル化推進によるクライアント企業の競争力向上を支援している。

公式HP:http://www.trans-cosmos.co.jp/

クリエイティブ制作が量も質も高い水準で求められる時代に

トランスコスモス株式会社(東京都渋谷区)は、クリエイターズマッチが提供しているAdFlow(アドフロー)をWeb広告のスムーズな制作管理のためいち早く導入し、展開してきた。そして2016年、「Fennec(フェネック)」(*)と呼ばれるトランスコスモスの新たな広告クリエイティブプラットフォームの基幹システムにAdFlow、AdFlowBannerPoolを採用。また、トランスコスモス既存の広告配信実績データベース「Discover(ディスカバー)」とシームレスに連携することで、クリエイティブの制作から配信実績までワンストップに管理できる仕組みを構築。PDCAサイクルの高速化、広告効果向上を謳って展開を進めている。

昨今、Web広告の世界では、スマホの普及・アドテクノロジーの発達とともに、クリエイティブの大量制作と広告効果検証スピードの高速化が避けては通れない重要な課題となっている。クリエイティブ制作の最前線に立つ、同社のお二人に現状と課題をお聞きした。

スマホの登場が広告制作現場を変えた

デジタルマーケティング・EC・コンタクトセンター統括 アカウントエグゼクティブ総括 事業推進本部 コミュニケーションデザイン部 マーケティングクリエイティブ二課 課長
川端 康史さま

▶スマホの普及でWeb広告の制作現場が大きく変わったと伺いました

川端:私の入社当時、Web広告の接触機会は、PCとガラケーの2つしかなく、メディアも今よりは限られていたため、主流であったPCの広告で成果を上げることを重視していました。しかし現在は、スマホが普及したことで、Web広告の環境が大きく変化しています。特に、インフィード広告の市場が拡大したことが昨今のWeb広告市場における大きな変化であったことはもう広く知られるところかと思います。
スマホ登場以後、メディアは多様化し、Webへの接触時間も断然長くなりました。各メディアには広告が溢れ、ユーザーは「ながら見」する傾向が強くなったので、我々の情報提供方法も変わってきたのは確かで、PCの時代よりも情報発信やコミュニケーション方法が難しくなった感覚があります。
特に考えなければいけないのはスピード感です。皆さんがよく目にするニュース記事内に存在するインフィード広告は運用のスピードが求められます。それもただ多数のクリエイティブを用意すればよいわけではなく、どんどんロジカルに新しい訴求・表現を試したり、季節、ニーズ、トレンドに合わせてクリエイティブを調整していかないといけません。

佐藤:スマホが普及したことによって、通勤時間に見るもの、お昼に会社で見るもの、帰宅後に見るものなど、時間帯やシチュエーションなどのマイクロモーメントに合わせてクリエイティブを用意する必要性も生まれました。
SNSサービスが爆発的に普及したことも大きな変化ですね。1つの広告クリエイティブで成果に結びつけるというだけでなく、いかにしてコミュニケーションを取っていくか、興味をもってもらうかなど、効果を追求するだけでなく「ファンを増やす」ということも考えていかなければならないと思っています。

高くなったクライアントの意識と要求

▶広告クリエイティブ制作に関して、お客様の考え方も変わられたのでは。

川端:単純にクリエイティブを制作するだけではなく、高パフォーマンスのクリエイティブを制作したい、そして、高い成果を得られたときには、何がユーザーに響いたのかを知りたい、と考えられるお客様が非常に多くなりました。数値をベースとして、クリエイティブと媒体や配信方法などのベストな組み合わせを求められることが増え、要求されるレベルがどんどん上がりました。

佐藤:バナーやインフィード広告について、あくまでランディングページ(LP)へのブリッジであるという考え方ではなく、どの訴求でどのように情報提供したらLPに移った後の行動がスムーズに成果に結びつくかということを考えながら制作する、ということが最近多くなってきています。少し前まではテレビCMや既存Webページなどのファーストビューを踏襲するバナーを制作するというパターンもありましたが、現在では、予めお客様との間で設定したKPIに基づいて、「成果に結びつけるためには」という観点からバナーを制作しなければならないという考え方に変わってきました。

初稿から最新稿までそのまま共有できるAdFlow

デジタルマーケティング・EC・コンタクトセンター統括 アカウントエグゼクティブ総括 事業推進本部 コミュニケーションデザイン部 マーケティングクリエイティブ二課 チームリーダー
佐藤 桃子さま

▶クリエイターズマッチとの関わりについて教えてください

川端:4~5年前に当時、同じ部署だったメンバーがAdFlowを見つけたのが出会いのきっかけです。ちょうどその頃からバナーを大量に制作していくという与件が増え、制作量が一気に増えていたんです。そのときに「制作工程を管理できるツールがないか」という話が現場からも出ており、早速クリエイターズマッチさんにコンタクトを取り、AdFlowを導入することになりました。私自身、AdFlowに触れた時に、操作性と制作工程管理についてよく考えられた機能を備えていて非常に便利なツールだと感じました。
AdFlowを導入する前は、ExcelやPowerPointにバナーに対する修正指示や修正稿を貼り付けて、そのファイルをお客様とメールでやり取りするという方法で制作工程を進めていましたが、AdFlowだとクリエイティブをアップしてワンクリックで発行されるURLをメールで送れば、初稿から最新稿までをそのまま共有できる、これは画期的だと思いましたね。

佐藤:ツールの中にクリエイティブ制作に関する情報や過去クリエイティブが蓄積されるため、振り返りが簡単にできることが非常に良いと感じました。同じお客様の案件でも、過去との比較が簡単にできますし、制作データもちゃんと残っていて、とても便利だと思います。

川端:AdFlowでは、あるデザイナーが制作したクリエイティブを他の人も見ることができるので、別のデザイナーはその作品よりもっと面白いものを作ろうという意識をもつようになります。大量制作の場合は多数のデザイナーで対応することが多いので特にそういった連鎖が起こりやすく、相乗効果で良いクリエイティブがどんどん生まれる、ということが社内で起こりました。

Fennecがもたらすもの

▶今、AdFlowからFennecへと進化しようとしています

川端:昨今の、メディアの多様化や広告配信手法が進化していく中では、大量のクリエイティブ制作と、その配信結果を受けて次に配信するべきクリエイティブを考案・制作・配信・検証していく…というPDCAサイクル高速化の双方がカギになります。その環境変化を受けて、広告クリエイティブの制作から配信実績の分析結果までをワンストップに管理できる、Fennecの開発プロジェクトがスタートしたわけです。Fennecでクリエイティブの広告効果を確認する為には、DiscoverとBannerPoolの統合は必須でしたし、その他にも弊社の様々な構想が加わって行く中で、AdflowをOEM化して独自のWeb広告のクリエイティブプラットフォームとして更なる活用を進めていこうという話になりました。
デザイナーが自身で制作したクリエイティブの効果を確認する為には、これまではプランナーに依頼してレポートをもらうか、社内の共有環境から自分でレポートを探し出すくらいしか方法がありませんでしたが、BannerPoolとの連携が完全に実現した暁には、トランスコスモスで配信している全てのバナーとその広告効果がセットで、簡単に閲覧できるようになります。配信後の効果をいつでも見ることができるという環境はクリエイティブを改善していく上でとても大切なことだと考えています。

これからの広告制作に必要なこと

▶これからの広告制作はどうなると予想されますか

川端:データの活用が益々進んでいくと思います。広告の配信結果から分かる知見はもちろんのこと、トレンドは何かなど、世の中に存在している様々なデータをどんどん活用していかないといけないと思っています。そこから広告に使える訴求を見つけていくことで、より良い広告クリエイティブの開発を推進していきたいです。人の頭だけで考えるのはやはり限界があるので、情報をいかに集めて分析し、どう活用していくか…という、よりロジカルできめ細やかな検証・分析をやっていきたいですね。

佐藤:最近は、広告をビューしてその場で成果に結びつかなくても、同じユーザーが別の広告から最終的な成果に結びつくビュースルーコンバージョンという概念も定着しました。ビューされるという事を考えるとリッチなクリエイティブが今後重要になってくると考えており、リッチクリエイティブは弊社でも強化していきたいと思っています。
さらに直近では、これまでお話した獲得を重視するダイレクトレスポンス系の広告だけでなく、動画広告の隆盛を受けて認知効果をもWeb広告に求められるようになりました。弊社でも動画広告には力を入れて取り組んでおりますので、これまでの知見を活かしながら、全く別の観点も入れて認知効果を極めていきたいと思っています。

 

▶今後のAdFlow並びにクリエイターズマッチに期待するところは

川端:これまで以上にお客さまとのコミュニケーションをより円滑にしていくため、益々Fennecを活用していきたいと思っています。Fennecに蓄積したクリエイティブと広告効果の分析を通して、より高いパフォーマンスの訴求を抽出してお客様にご提案したいですね。それらを実現していくためにクリエイターズマッチさんとより一層の関係を構築し、引き続きFennecを魅力的な広告クリエイティブプラットフォームにしていきたいです。もっともっと密に連携を取りながら、面白いことをやっていきましょう!

佐藤:一緒にFennecをより使いやすい、より使いたくなるように改良してもらうと嬉しいです。加えて、今後は動画、リッチ広告の検証も行っていくので、そういったところも一緒にやっていけたらいいと思っています。バナー、インフィード広告、動画、リッチクリエイティブなど、我々の制作する全てのクリエイティブがFennecで完結できるようになるととても嬉しいです!よろしくお願いします!!!

■インタビューさせていただいた方


デジタルマーケティング・EC・コンタクトセンター統括 アカウントエグゼクティブ総括 事業推進本部 コミュニケーションデザイン部 マーケティングクリエイティブ二課 課長
川端 康史さま

2008年入社。一貫してアドクリエイティブディレクターとしてキャリアを積む。現在は本社にてメンバーをまとめながら、クリエイティブの質の向上・効率化を同時に推進する取り組みに邁進中。


デジタルマーケティング・EC・コンタクトセンター統括 アカウントエグゼクティブ総括 事業推進本部 コミュニケーションデザイン部 マーケティングクリエイティブ二課 チームリーダー
佐藤 桃子さま

2011年入社。デザイン・コーディング・ライティング・ディレクションなど広告制作に関わる全てをマルチタスクでこなしつつ、先進的な取り組みにも積極的に参加。数多くのナショナルクライアントのディレクション・PMに従事。


*「Fennec(フェネック)」とは
トランスコスモス独自の広告クリエイティブプラットフォームの名称。広告クリエイティブの制作工程・配信実績・分析結果などの情報を一元管理・共有が可能。FennecはAdflowのOEM提供を受けており、今後、「Fennec」独自の機能実装も予定。
AdflowからBannerPoolへのクリエイティブ連携機能、さらにDiscoverからBannerPoolへの広告効果連携機能を有し、クライアント企業とのクリエイティブ進行管理効率化のみならず、トランスコスモスのクリエイティブ担当者が自身のクリエイティブ効果をリアルタイムで確認し、改善示唆を得ることで広告クリエイティブの高速PDCAを実現できるプラットフォームとして期待されている。

詳しくはこちら>
 

お問い合わせ

お急ぎの場合は、お問い合わせ専用ダイアルまでお気軽にお電話ください。
03 - 6721 - 9522(受付時間/平日10:00〜19:00)

■業態・業界別ソリューション

広告代理店

ECサイト/単品通販

ファッション・アパレル

WEB制作会社

オウンドメディア

SP会社/印刷会社

化粧品・コスメ

不動産・金融・旅行

この内容で送信します。よろしいですか?