現株式会社オプトホールディングが1993年に創業した会社が、2015年4月より株式会社オプトホールディング(上場継続会社,旧オプト)と新設子会社オプトに分割。
主軸事業を引き継ぎ、広告代理サービスを柱としたeマーケティング事業を展開。持続的な成長を志す企業に対してマーケティング×テクノロジーのパートナーとなる「eマーケティングカンパニー」として、データドリブンなマーケティング戦略立案から実行までのサービスを提供。マーチャンダイズ戦略からチャネル戦略、コミュニケーション戦略まで一貫したサポートを行う。
- 社名株式会社オプト
- 業種インターネット広告代理店
クリエイティブ戦略部 部長栗山 慎 氏
WACA認定 上級ウェブ解析士鈴木 梓 氏
インタビューInterview
今回、インタビューに応じてくださったのは、クリエイティブ戦略部部長の栗山慎さんと、ディレクターとして広告制作業務に関わる鈴木梓さん。AdFlow導入から3年間、現在の使用状況を語っていただくと同時に、長期スパンで見たAdFlowの利用計画について話を聞いてみた。
導入前の課題Problem
AdFlow導入前の問題・課題
株式会社オプトは創業から約20年、インターネット専門の広告代理事業をメインの柱に、eマーケティングを展開してきた。2008年には広告代理事業で市場シェアNo.1となったほどの成長企業だが、そのワークフローはどちらかというと属人的だったと栗山さんは語る。
その理由としては、クライアントごとに制作の流れができあがっているため、そうしたローカルルールに乗ることが暗黙の了解事項となっていたからだ。
やがてWEB広告の進化や業務の拡大にともない、制作本数自体が増え続け、生産性を上げるためにはどうしたらいいかという議題が挙がった。しかし、生産性を上げるためには、これまでの属人的な業務フローでは情報共有やルールの面で限界があり、頭を悩ませていた。そんな中、「制作現場の制作過程が全て見えるよう、ツールを導入して情報を一元化しよう」という流れへとシフトしていったのだ。
導入による解決Solution
AdFlow導入の効果
ー AdFlow導入の決め手を教えてください。
栗山:私はAdFlowの導入に直接関わっていないのですが、当初いくつかのツールが候補にあがっていたと聞いております。AdFlow採用の決め手はやはり、制作進行管理と実績管理、両方をこなせるという点ですね。
鈴木:以前はメールベースで仕事が進んでいた為、例えば、誰かが休むとそのフォローにかなりの時間を費やしてしまうこともありました。制作本数がどんどん増えていた時期でもありましたので、総合判断で導入が決まりました。方をこなせるという点ですね。
ー 現場スタッフに浸透させるのは、一筋縄ではいかなかったそうですが。
鈴木:私が導入係を担当したのですが、最初は反発もあがりました。機能がどうこうというよりは、「新しいツールを覚えて使う暇はない」という理由ですね。とにかく忙しい時期でしたから。受け入れてくれそうな人から少しずつ馴染んでもらいました。決め事にしてしまえば、あとは自然に浸透していきましたね。今ではAdFlowナシには仕事を回せなくなっていると思います。
ー AdFlow導入から3年が経ちましたが、現在はどのように使われていますか?
鈴木:私たちの手がける制作物の約8割を占めているのがバナーですが、現状はそのバナー作りにほぼ特化してAdFlowを活用しております。
栗山:ディレクター約40名、制作会社の方も含めると、60名以上のスタッフがAdFlowを使って、月1,200本前後のバナー案件を回しています。ディレクションが主な業務ですので、どのような種類のクリエイティブをいつまでに、これだけの内容を盛り込んで制作してください、といった指示書をAdFlowを通じて弊社の沖縄の制作チームや制作会社に投げかけるわけですね。お取引させていただいている制作会社の数は、常時10〜20社。スポットでお願いしている会社も含めると、100社以上にのぼりますので、案件管理にもそれなりに手間がかかります。
ー そこでAdFlowが役立っているのですね。
栗山:はい。現状、発注・進行管理に特化して使用しておりますが、業務フローを一元化できたことで、どんな依頼が誰からどの制作会社に流れているかが直ぐに把握できますし、その制作案件の具体的な進行具合まで可視化できるようになりました。メールベースではとても追えなかったスタッフ一人ひとりの動きも、AdFlowにログインするだけで確認できるようになり、課題の一部は確実にクリアできました。
ー 現場の皆様にとってはどのような機能が便利だと思われましたか?
鈴木:「案件を探しやすい」「案件を追いやすい」メンバーの7割がこの2点をあげました。AdFlowでは自動的に案件が整理され、案件名や研修月、担当など様々な方法で目的の案件を探す事ができます。また、その案件のクリエイティブ及びやり取りの履歴まで全て情報が記録されている為、引き継ぎを含め社内共有がとても楽になったと思います。また、AdFlow上ですべての素材データが共有できるので、ファイル便などを利用したデータ送付をする手間も少なくなりました。
ー その他はありますか?
栗山:制作会社サイドからみても、AdFlowの導入は正解だと思うんです。受注する側からすると、いただいた話が与件なのか相談なのかがはっきりしないことが多々あるんですね。AdFlowでは、案件が立った時点で発注となりますし、その後のステータスを追うことも可能です。いちいちAdFlowに登録するのは面倒かもしれませんが、全員が業務フローに組み込まれることで、発注側も受注側も管理をスムーズに行うことができる。それだけでも、使っているメリットはあると思います。今使っていない機能をどう活用していくかは、次のフェーズの問題ですね。
今後への期待Future Outlook
次のフェーズへの展望をお聞かせください。
栗山:一番の課題はやはり過去に制作したクリエイティブの検証ですね。効果のよかったバナーはどれなのか、実際に運用した結果を次の制作物にどう生かせるのかなど、多方向からクリエイティブを管理していきたいと考えております。今後AdFlow自体もさらなるバージョンアップを繰り返すと思うんです。例えばHTMLが表示可能になったり、今後登場する新しいサービスやセグメント配信に対応したり、あるいは弊社サーバとの連携が実現したりなど。その際には、その都度AdFlowとのパイプを広げて、更なるワークフロー改善に取り組んでいきたいですね。
まとめSummary
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導入前の課題
制作数増大にともない、属人的かつ曖昧になったワークフローの“標準化”が課題に
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導入による解決
ライブラリ機能がクリエイティブ Div.のポートフォリオとして重宝。
過去の案件をじっくり比較することで、効率化の道が見えてきた。 -
今後の展望
バージョンアップしたAdFlowの機能を少しずつ取り入れて
さらなるワークフロー改善に取り組みたい
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