不動産・住宅業界に特化したデジタルマーケティングエージェンシー。住まいと暮らし×デジタルマーケティングという独自のポジションを築くことにより、新しい価値を生み出し成長を続けている。
- 社名株式会社プライムクロス
- 業種不動産専業インターネット広告代理店
アカウントプランニング部アカウント二課水村 敏彦 氏
メディア・マーケティング部ソリューション課齋藤 千明 氏
インタビューInterview
今回インタビューに応じてくださったのは、アカウントプランニング部の水村さんと、メディア・マーケティング部として広告制作業務に関わる齋藤さん。AdFlow導入から1年が経った現在の使用状況を伺った。
導入前の課題Problem
AdFlow導入前の問題・課題
ー AdFlow導入前にはどのような課題をお持ちでしたか?
水村:弊社は不動産専業のインターネット広告代理店で、新築分譲マンション販売に特化した事業を行っています。AdFlow導入以前、業務依頼や校正などはメールベースで行っていましたが、個々の案件の進捗を追うのが大変で、どうしてもヌケ・モレが発生していました。
AdFlow導入の決め手
ー そのような中でAdFlow導入に至った決め手について教えてください。
水村:こうしたメールベースでのクリエイティブ管理業務では、各営業マンの意識や能力に依存する部分が大きいため、どうしても個人差が出てしまいます。そこでクリエイティブの一元管理やクオリティコントロールの徹底を目的として、約一年前にAdFlowを導入しました。
AdFlow導入までの過程
ー 導入から定着まではスムーズに進みましたか?
水村:当初、仕事のやり方を変えるのに抵抗があったのですが、いざ使い始めてみるとAdFlowはとても使いやすく、一度慣れてしまうとメールを中心にした以前のワークフローには戻れない感じです(笑)。
修正指示や修正後の履歴を追えたり、メンバーで情報を共有できたりするところが似ているかもしれませんね。
導入による解決Solution
AdFlow導入の効果
– AdFlowを導入して解決した点や、効果を教えてください。
齋藤:新築分譲マンションの広告は、「資料請求」「事前案内会開催」「モデルルームオープン」など、販売スケジュールに従って告知内容が変わっていきます。そうしたきめ細かい対応に向けてもAdFlowで履歴を確認していけば、「前回はこうした内容だったので、今回はここを差し替えればいいんだ」といった具合に管理がしやすくなりました。
クリエイティブで用いる画像やロゴなどの素材も、事前にAdFlow上にアップしているため、以前のようにその都度、素材を制作会社に送付する手間も不要になりました。また、修正指示を出す時も、修正したい箇所を四角で囲んでコメントを入れるというインターフェイスの使い勝手がよく、相手にこちらの意図を伝えやすくなりました。
水村:私は、SEM(サーチエンジンマーケティング)を担当し、主にリスティング広告の掲出、効果測定、報告レポート作成などを行っています。AdFlowはバナー広告の管理ツールの側面が強いですが、私が担当するSEMの案件管理にもAdFlowを活用しています。営業担当から「こんなワードでリスティング広告を打ってほしい」と掲出の依頼があると、案件のスレッドを一つ立てて、その後のやりとりをすべてAdFlow上で行っているのです。メッセージ機能で案件ごとにやりとりがまとまるので、メールの時よりも各案件の進捗状況や履歴がわかりやすくなっただけでなく、チーム内で情報を共有できるので便利ですね。
ー 思いがけずこんな効果もあった!というものはございますか?
齋藤:AdFlowでは、入稿、校正、納品などのスケジュールが常に見えるので、前倒しで仕事をしていくという意識が高まり、最初から精度の高いクリエイティブを提出するようになりました。その結果として、手戻りも少なくなって全体の作業ボリュームも減りました。
体感的ではありますが、3割くらいは業務効率化を実現できたと感じています。こうした業務効率化を通じて生まれた時間を活用して、企画やクリエイティブの構成案づくりに注力しています。しっかりした構成案を提出できれば、さらに修正も少なくて済むようになるなど、ますますよい循環が生まれるのではと期待しています。
今後への期待Future Outlook
今後の展望があればお聞かせください。
水村:これまでバナー広告などの成果物は、各営業担当が個人で抱えている傾向にありましたが、ライブラリ機能で全社的に成果物を共有でき、「どんなクリエイティブが効いたのか」を参考にできるようになったので社内レベルの底上げにもつながっているかと感じています。
また、営業で外出する機会も多いので、今後はAdFlowのスマートフォン版も利用してみようと思います。クライアントへのクリエイティブ提出はまだメールベースですが、AdFlowのプレビュー機能も今後は試していきたいですね。
齋藤:現在、SEMの案件管理では、クリエイティブと連携した取り組みも行っています。クライアントからOKが出たバナー広告をAdFlowで営業担当から送ってもらい、それをSEMのレポートに貼り付けて提出しているのです。
これまで弊社でAdFlowを積極的に活用してきたのは東京本社だったので、その経験とノウハウを伝えて、関西支社や東海営業所でも活用し、全社で情報共有できるようにしていきたいと思っています。
まとめSummary
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導入前の課題
メールベースのやりとりで進捗を追うのが難しく、業務でのヌケ・モレが発生
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導入による解決
ツールの一元化でクリエイティブの進捗管理だけでなく、SEMの案件管理でも活躍。時間的な余裕もできたため企画や構成案づくりに注力可能に
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今後の展望
AdFlowをスマホやタブレットと連携させて外出先対応やプレゼンにも活用したい
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