インタビュー

バナーの効果を測定。過去の成果物から傾向を分析し提案でクライアントの満足度上昇。

工数削減業務効率化生産性向上
  • 社名株式会社インサイト
  • 業種インターネット広告代理店

2008年設立。既存のインターネット広告代理店の枠にとらわれず、コンサルティング、効果測定、クリエイティブ、動画制作など多彩な手法を駆使し、クライアントのあらゆる問題解決にアプローチするITソリューションの会社

クリエイティブ事業部立神 北斗 氏

クリエイティブ事業部藤巻 翔 氏

クリエイティブ事業部田島 沙椰美 氏

Interview

インタビューInterview

「100万円の取引を100社とするよりも、1億円の取引を1社とやろう」を合言葉に顧客と向き合うインサイト。その言葉の根底には、一度関係を結んだ相手とは深く長く関わり、共に成長していきたいという思いがある。広告代理店として顧客の信頼を勝ち取り、共に成功を重ねていくには、
“顧客の利益に直結する広告”の打ち出しが不可欠だ。確実に効果の出せる広告を追求する中で、インサイトがたどり着いた一つの答えとは――?

導入前の課題Problem

AdFlow導入前の問題・課題

ー 御社の広告代理業の強みを教えてください。

立神:強みの一つに”変化に対応する”というのがあります。時代やニーズに合わせて、広告の配信方法やクライアントへのコンサルティングなどを臨機応変に変えています。クライアントの抱える課題を解決していく中では、相手の立場に立って考えることが最も大事で、解決への近道だと考えています。

今の時代は”感覚”で広告を打つのではなく、しっかり効果の出せる広告を打てる会社が生き残ります。そのために、”データ”の裏付けは不可欠。しかし、一般的に広告効果や戦略を考えて広告を作れるWebデザイナーは少数派に過ぎません。そこで、社内で数字を考えながら広告を作れる専門家を育てようということで、クリエイティブ事業部を作りました。一昨年(2016年)の7月に立ち上げた部署です。

ー もともとクリエイティブは外注で制作していたのですか?

立神:そうです。しかし、外部のデザイナーでは広告効果や戦略など深い部分まで共有するのに限界がありました。クライアントの利益に貢献できる広告効果の高い広告を提案していくのが難しい状態でした。そこで、営業や運用の部隊ともタッグを組んで、同じベクトルで動けるクリエイティブ専門チームが社内に必要という結論になりました。

ー 御社のクリエイティブ事業部について詳しく聞かせてください。

立神:広告クリエイティブの制作やその効果検証を行うチームです。発足当初は私と藤巻の二人だけだったのですが、1ヵ月後に田島が合流するなどして人員が増えていき、この1年で16名のチームになりました。現在はディレクター8名とデザイナーおよびコーダーが8名です。この全員で数字やデータを見ながら戦略を掘り下げ、確実に効果の出るクリエイティブを追求しています。

ー クリエイティブ事業部でのそれぞれのお仕事は?

立神:広告クリエイティブの制作やその効果検証を行うチームです。発足当初は私と藤巻の二人だけだったのですが、1ヵ月後に田島が合流するなどして人員が増えていき、この1年で16名のチームになりました。現在はディレクター8名とデザイナーおよびコーダーが8名です。この全員で数字やデータを見ながら戦略を掘り下げ、確実に効果の出るクリエイティブを追求しています。

藤巻:私はデザイナーおよびコーダーと連携して、広告バナー制作やサイト改修などを行っています。具体的には、ディレクターからいただいた指示書の内容を、実際のクリエイティブに落とし込み品質のチェックをします。一言でいうと、制作まわりの監修ですね。

田島:私はABテストをくり返し、効果検証・仮説立てを行いより効果の高いクリエイティブにブラッシュアップしていくのが仕事です。そして必要な情報は、社内はもちろん、クライアントとも随時共有しています。

藤巻:月の制作本数は現在、バナーだけで1000本以上、LPや動画を含めると1500本近くあります。発足から1年が経った今、ほぼすべてのクリエイティブを我々で制作しています。

ー 膨大な数のクリエイティブをどのように管理しているのですか?

立神:もともとはエクセルなどのデータをローカルで管理しつつ、それをメールやチャットに添付してやりとりをしていました。しかし、案件数や関わる人員が増えるにしたがって管理しなければならない素材や履歴は増える一方でした。

藤巻:1つオーダーの中で数十本のバナーを制作することもザラですからね。誰が何をどれだけ作ったかを把握するだけでも大変でした。

立神:それで、デザイナーも監修する我々も疲弊してしまい、ショート寸前だったのです。そんなとき、AdFlowの存在を人からの紹介で知り、事業部立ち上げに合わせて昨年7月に導入しました。

AdFlow導入までの過程

ー 導入のポイントとなったのは、どういった点でしたか。

立神:案件管理がしやすいことです。当初から事業拡大を視野に入れていたので、コミュニケーションだけでなく、マネジメントでいかに使えるかが重要でした。実は、他社商品もいくつか検討したのですが、いずれもマネジメント面での物足りなさを感じました。AdFlowは制作物の進捗管理や案件の一覧性などの面で申し分ない機能を備えています。そこが一番の決め手でしたね。

導入による解決Solution

AdFlow導入の効果

- 実際に使ってみて、いかがでしょうか。

立神:人員の少ないうちに使い方のルールをチーム内で統一し、ベースを作っておかないと、人員が増えてからでは収拾がつかなくなると思い、AdFlow会議を4~5回開きました。そこで、ラベル付けのルールを決めたり、受発注のフォーマットを作って流れを確認したりしました。最初は大変でしたが、今はベースを作っておいたおかげで、楽に回せていますね。

藤巻:現在、社内でAdFlowを使っているのは、クリエイティブ制作事業部のメンバーが主です。あとは、広告運用の事業部の数名が制作物の検索に使っています。使ってみて一番良いと感じるのは、AdFlowがプラットフォームとなって、そこに全案件の発注から完成までのやりとりや制作物が保管されていることです。デザイナーに仕事を振るときも、一から流れを説明したり、資料を集めて送付したりしなくても「この案件、AdFlowで見ておいてね」という一言で連絡が済んでしまうので、導入以前とは大違いです。

田島:弊社では、クリエイティブと構成や訴求軸などの情報を1枚の画像としてアップするやり方をしているんです。指示書を別にメールで送ったりすると手間ですし、管理もしにくいと感じたからです。このやり方だと、デザイナーがAdFlowを見ればやることが一発で分かり、すぐ仕事に入れます。

- クリエイティブのブラッシュアップ部分ではどのように役立っていますか?

田島:過去の制作物が履歴で全部残せる点が大いに役立っています。たとえば、バナーで効果のよかったデザインというのをAdFlowのメッセージやコメントで共有し蓄積していくことができます。それを元に次の戦略を立て、制作物にフィードバックができるようになりました。また、何度もABテストで検証しているうちに、「元のバナーはどんなだったっかな?」と振り返って確認したくなることがよくあるのですが、そんなときにも案件名で簡単に検索をかけられます。膨大なアーカイブがあっても、迷うことなく目的の一つにたどり着けるのが本当に便利です。これをローカルで一つ一つさかのぼって探すと思うと、気が遠くなります(笑)。

藤巻:新たなバナーをアップデートするときに、修正前後で違いを比較できる点もよいですね。社内のメンバーからも「一目で修正点が分かるので楽だ」と好評です。また、履歴を振り返ることで、クライアントの意向や好みを把握しやすいというのもメリットです。「前回はこうだったから、今回はこうしよう」というように傾向と対策が練れますから。

今後への期待Future Outlook

今後の展望があればお聞かせください。

- 今後、クリエイティブチームはどうなっていくのでしょうか?

立神:バナー案件が好調に増えているのに加えて、ここ最近は動画案件も増えてきました。今のところ社内に量産体制が整っていないので、見送っている案件もあるのですが、近い将来、動画にも対応できるようになれば、爆発的に案件が増えるでしょう。いずれにしてもさらなる増員・組織強化が急務です。

- 人員が増えるということは、チーム管理や情報共有がより大切になっていきますね。

立神:その点でもAdFlowが味方になってくれると思うので、あまり心配はしていません。

田島:使い方は社内共有用のマニュアルがあるので、新しい人が入ってきても、それを見てもらえば初日からでも最低限の機能は使いこなせるはずです。誰でも30分あればオーダーできるので大丈夫! 私もそうでしたが、「習うより慣れろ」で何回かやっているうちに色々できるようになります。

藤巻:管理側としては、デザイナーごとに制作物の検索ができるので、「この案件にはこのデザイナーが向いている」「こっちの案件は彼が以前に担当しているから今回も」のように仕事を割り振れます。適材適所で配置することで、全体としての効率アップができます。修正事項のオーダーも画像と一緒にAdFlowで送ってしまえばよいので、「メールを立ち上げて…」という手間が省け、時短になります。AdFlowがあるのとないのとでは、実際の工数が全然違いますね。私の感覚でいうと、2倍以上はスピーディーです。

田島:案件一覧画面を見ると、誰にどれだけの仕事が入っているか、それぞれの納期はいつまでかなどが一目で分かります。「今はこの人に頼んでも無理だな」などの判断がこちらでできるので、案件のたらい回しのようなことも生じません。そういう点でも時間の無駄を省けていると感じています。

藤巻:もっと言えば、デザイナーもたくさん仕事を受けていると、自分が何を受けたか忘れていることがあるのですが、導入後はそういう確認もれ案件が1件も起きていません。AdFlowは裏方のツールなので、導入した効果や貢献度を具体的な数字で示すのは難しいのですが、人員を2倍に増やすよりAdFlowを入れたほうがコスト的にずっとスマートだということです。おそらく案件が多岐に渡るほど、その恩恵は大きいと感じています。クリエイティブチームはこれから動画分野にも参入していきますが、AdFlowを入れておいて本当に良かったです。

■ AdFlow導入後のフローの変化

Summary

まとめSummary

  • 導入前の課題

    案件数や関わる人員が増えるにしたがって
    管理しなければならない素材や履歴は増える一方だった。

  • 導入による解決

    案件管理がしやすく、コミュニケーションだけでなく、マネジメント管理で欠かせない

  • 今後の展望

    素材だけでなくリソースの管理のしやすさが利点。
    適材適所への人員配置で、全体効率のアップを加速していきたい。

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