インタビュー

案件の見える化で顧客対応の効率化と満足度向上への基盤を構築

バージョン管理
  • 社名コニカミノルタマーケティングサービス株式会社
  • 業種マーケティング支援

「サイエンスの力でマーケターのやりたいを実現する」をミッションとして、BTL領域における販促業務の効率化・効果的な施策構築を支援。販促におけるスペシャリストを派遣し、お客様の販促コスト削減・業務効率化を行う「Magonote(マゴノテ)」、クラウドツールでの効率化を図る「Go Works」、店頭のショッパー行動解析を行う「Go Insight」、データドリブンな施策構築を支援する「Go Analytics」の4サービスにて事業展開。

カスタマーサクセス部 シニアマネージャー大村 洋介 氏

クリエイティブチーム デザイナー齊藤 恭一 氏

Interview

インタビューInterview

クライアントのカタログやPOP等の販促制作物の進行管理を行っているコニカミノルタマーケティングサービス社。今回のインタビューでは、大村様に管理者側の視点から、齊藤様には現場側の視点から、それぞれAdFlowの導入前の課題や背景、決め手、効果などを伺いました

導入前の課題Problem

AdFlow導入前の問題・課題

ー AdFlowを導入する前にクリエイティブ制作で抱えていた問題・課題を教えてください。

斎藤:制作案件のクライアントとのやり取りは、担当者ごとにやりやすい方法で任せていたのですが、結果的にクライアントとのメールタイトルやPC内のローカル環境のデータ名で進捗管理をまかなうなど、属人化が進んでいました。

ー 属人化は具体的にどのような問題を生んだのでしょうか?

斎藤:具体的には、
・抱える案件の総量や進捗をすぐに把握するのが困難。
・メールの量が増えてしまい、情報そのものを探すのが面倒。
・そのため担当者が病欠等の際に引継が難しい。
ということですね。面倒というか手間がかかるというか、とにかく非効率な状態でした。案件数が増えたことでより顕著になりましたが、同時にこうした解決すべき問題がクローズアップされてきた感じです。

ー 当時は、案件の管理はどのように行われていたのでしょうか?

斎藤:やりとりは基本メールで、制作の修正指示はエクセルやPDFで来たりとバラバラでした。

ー 大村さんの管理する立場からは、どういう問題や課題がありましたでしょうか?

大村:案件が増えたことで、クライアントに迷惑をかけてしまうことが一番問題でした。例えば“約束している納期に間に合わない”とか“コミュニケーションが取りづらくなっていく”ことが問題になっていました。

ー 確かにそれは問題となりますよね。弊社もAdFlowを自社で開発する前は同じような状況でした。

AdFlow導入の決め手

ー そのような中でAdFlowを導入しようと思われた決め手は何ですか? 他に検討したツールはございましたか?

斎藤:複数社の中で検討しましたが、案件数が増えたことで外部の制作会社の管理を視野に入れる必要がありました。AdFlowは社内やクライアントとの進捗管理だけでなく外部制作会社との進捗管理にも長けているところが決め手となりました。またお客様先常駐での活用が多いので、不要なものが見えてしまう事故を防ぐための権限設定が細かく行えるのがポイントになりました。

ー ありがとうございます。改めて自信が持てるポイントだと認識できました。

AdFlow導入までの過程

ー 導入はスムーズに進みましたか?

斎藤:カスタマーサクセス担当の方が、何度も弊社にお越しいただいて、デザイナー向け・営業向けの説明会をそれぞれ開催していただけたので、導入はスムーズでした。やはり、立場が違うと使い方も違うので、そこを加味していただいたのは非常に助かりました。外部パートナーにおけるマニュアルも提供いただけたので、特に問題はなく、スムーズに進めることができました。手間取った印象はなかったです。

導入による解決Solution

AdFlow導入の効果

ー AdFlowを導入して解決した点や、効果を教えてください。

斎藤:メールの確認やデータを探すという案件管理にかかっていた工数が、私の体感では、大体4割〜5割くらい減らすことができたのではないかと思っています。

ー 管理側の視点ではいかがでしょうか。

大村:管理する側の立場では、全体の案件進捗が見える化されました。今までは、管理するためのエクセル作り自体が一つの仕事になっていましたが、AdFlowによりそれが解消されクライアントや担当ごとの案件数や状況を把握しやすくなりました。また、そこにビジュアルが紐づいているので、制作の細部まで問題把握がしやすくなり、結果的に顧客対応の効率化と満足度向上への基盤を作り上げることができました。

斎藤:AdFlowは制作物のバージョン管理(世代管理)ができますが、弊社では制作物の完成データはDAM(デジタル資産管理)で管理しています。そしてこのDAMからAdFlowにリンクされた状態になっていますので、これにより完成物の修正の履歴を追えたり、クライアント毎の修正の傾向など、分析にも使えるようになりました。AdFlowのおかげでDAMが単に完成品だけでなく、そこまでの経緯も合わせて管理することできるようになりました。履歴の追えるDAMに一役買ってもらっています。

ー バージョン管理に関して高くご評価いただいておりますが、多くの企業様ではクライアント単位での修正の傾向が分かるという点において、新人教育でも利用いただいている例があります。その観点ではいかがでしょうか?

斎藤:その使い方は確かに便利ですね!活用してみたいと思います。

今後への期待Future Outlook

今後のAdFlowへの期待

ー 今後のAdFlowへの期待はありますか?

斎藤:校正機能があることでPowerPointやExcelを使う必要がなくなるのでとても便利なのですが、利用頻度も価値も高いからこそ、細かい使い勝手をもう少し強化して欲しいです。

ー 実は校正機能は年内に強化リリースいたしますので、ご期待ください。正式アナウンスが間も無くの予定です。(2020年9月に強化リリース済み。)

大村:私の立場からは、工数管理や個人タスク、発注書出力のような機能があると良いと思います。

ー ありがとうございます。おっしゃっていた部分に関しては、弊社もまだまだ改善の余地があると思っておりますので、貴重なご意見として、開発要望にリストアップさせていただきたいと思います。

AdFlowをご検討頂いている方へ

ー 導入を検討されている方へ、アドバイスがあればお願いします。

斎藤:外注対応を含めて案件管理に長けており、時間にして4割くらいの工数が削減できたのでとても良いサービスだと思います。

大村:全体の進捗管理が分かり、それがビジュアルと連動しているというのが管理側として一番利便性を感じる部分かと思います。また制作物のアーカイブが容易で実務者の工数削減に繋がる点もおすすめできるかと思います。

ー 嬉しいお言葉本当にありがとうございます。頂いたご意見を糧に、より多くのご要望にお応えできるようサービス改善・向上に取り組んでまいります。今後のAdFlowにもぜひご期待くださいませ。

Summary

まとめSummary

  • 導入前の課題

    進捗管理を担当者ごとに任せていた結果、
    属人化が進んでいた。

  • 導入による解決

    バージョン管理機能により
    “履歴の追えるDAM”としての価値も創出。

  • 今後への期待

    校正機能やタスク管理など
    詳細機能のアップデートに期待。

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