インタビュー

クリエイティブワークだけでなく受発注や請求管理にもAdFlowを活用。作業工数を大幅に削減。

工数削減業務効率化
株式会社ダイナム 経営企画部 経営企画担当 蛯原 賢治 氏
  • 社名:株式会社ダイナム
  • 業種:レジャー・アミューズメント

全国で393店舗、従業員数7,000名超(2025年2月現在)と国内トップクラスの出店数を誇るパチンコ業界のリーディングカンパニー。「パチンコを誰もが気軽に楽しめる”日常の娯楽”に改革する」という経営ビジョンのもと、地域社会、地域の人々に必要とされ、なくてはならない存在になることを目指している。

経営企画部 経営企画担当蛯原 賢治 氏

 

インタビューInterview

全国に393店舗を展開し、国内トップクラスの出店数を誇るパチンコ業界のリーディングカンパニー・ダイナム。同社の販促・マーケティング部門は、拡大する店舗数を支えるため、店頭ポスターやPOP、チラシなどの制作を手掛けている。コロナ禍を機にデジタル化が加速する中、クリエイティブワークにおけるプロジェクト管理ツールの必要性が高まっていた。そこで導入されたのが「AdFlow」だった。

 
 

導入前の課題Problem

既存の業務プロセスにおける問題

ー AdFlow導入前の業務プロセスにおいて、どのような課題を感じていましたか?

蛯原:当社では、店頭で使用するポスターやPOP、販促用チラシ、さらには広告用の動画素材など、多岐にわたるクリエイティブを扱っています。しかし、社内にはクリエイティブリソースがないため、ほぼすべての制作業務を外部に委託していました。

AdFlowを導入したのは2022年ですが、それ以前は受発注や制作物のやりとりをすべてメールや電話で行っていたのが実情です。修正指示についても、画像をPowerPointに貼り付けてコメントを入れ、それをメールで送るという方法が主流でした。細かいニュアンスは電話で補足することが多く、結果として「言った・言わない」のトラブルが日常茶飯事でしたね。

ー 貴社のように多数の店舗を展開し、多くのクリエイティブを制作する場合、そのやりとりだけでも相当な工数がかかりますよね。

蛯原:おっしゃる通りです。さらに、ちょうどコロナ禍を機に消費者のコミュニケーションスタイルが大きく変化し、当社の広告や販促のあり方も転換期を迎えていました。

店頭のクリエイティブはサイネージへのシフトが進み、広告もWebやYouTubeが主流になりつつありました。それに伴い、画素数やサイズ、ファイル形式も多様化し、データの容量も増加。従来の業務プロセスのままでは対応しきれず、抜本的な見直しが必要であることは明白でした。

AdFlow導入までの経緯

ー AdFlow導入時に、どのようなサービスを検討しましたか。

蛯原:先述した課題を踏まえ、さまざまなクラウド型のプロジェクト管理サービスを検討しました。しかし、当社のセキュリティ基準を満たすものは少なく、最終的に候補として残ったのがAdFlowでした。

また、UI/UXの使いやすさも重要なポイントでした。私自身も含め、当社のメンバーはデザイン業務を行うわけではないため、デザイナー向けのツールでは十分に活用できません。その点、AdFlowはディレクションを担う立場の人間にとっても使いやすいUI/UXであると感じ、導入を決定しました。機能説明を細かく受けなくても直感的に操作できる点も、大きな魅力でしたね。

 
 

導入による解決Solution

AdFlow導入による効果

ー AdFlowをどのような業務に活用していますか?

蛯原:先ほどお話しした通り、店頭で使用するポスターやPOP、販促用チラシ、Web広告用のバナーや動画、サイネージの制作、さらに当社が運営する公式YouTubeチャンネルの動画制作など、すべてのクリエイティブワークにおいてAdFlowでプロジェクト管理を行っています。

また、次のステップとして、外部委託先との受発注のやりとりや請求業務にもAdFlowを活用しています。以前は、委託先から受け取ったPDFの見積書をExcelに転記して社内決裁を行い、クリエイティブの進行管理はメールやPowerPointで管理。そして、校了や支払確認は別のExcelファイルで対応するなど、複数のドキュメントを都度作成していました。しかし、AdFlowの導入により、これらすべてを一元管理できるようになりました。

ー 導入によってどのような効果がありましたか。

蛯原:私を含めたディレクションメンバーの工数は、メンバーによりバラつきがありますが2分の1から8分の1ほどに削減されました。修正のやりとりが簡単になり、電話やメールでの認識合わせも不要に。結果として「言った・言わない」といったトラブルもなくなりました。

また、当社のように大量のクリエイティブを制作する場合、過去のデータを流用して新たに作成するケースも多くあります。そうした際の共有も非常にスムーズになり、業務のスピードもクオリティも格段に向上しました。

現在では、チームメンバーだけでなく、依頼を出す各店舗の担当者や請求処理を行う経理担当者など、複数の部門がAdFlowのアカウントを活用し、すべての業務をAdFlow上で完結できるようになっています。

 
 

今後への期待Future Outlook

今後のAdFlowへの期待

ー AdFlowに今後期待する部分はありますか?

蛯原:公式YouTubeチャンネルをはじめ、動画クリエイティブの制作が急増しているため、動画プロジェクト管理の機能拡充に期待しています。また、当社ではGoogleやYahoo!、LINEといった主要プラットフォームだけでなく、業界紙や地方メディアなど多様な媒体にも広告を出稿しています。そのため、こうしたニッチな媒体のレポート機能が強化されるとうれしいですね。

また、DAM(デジタルアセットマネジメント)関連機能の拡充も期待したいポイントです。たとえば、AIを活用した自動タグ付け機能やファイル・データの検索機能、APIによる各種ツールとの連携などが実装されると、クリエイティブワークをより効率的に進めることができるようになると思います。

ー 貴社として今後どのような取り組みに力を入れていますか?

蛯原:現在、私自身のミッションとして、当社におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が重要なテーマとなっています。お客様と直接接する店舗部門はもちろん、広報・マーケティングやバックオフィスといった間接部門のDX化も進め、より生産性の高い組織へと変革していくことが求められています。

これを実現することで、より安く、より良質なサービスや体験をお客様に提供できると考えています。たとえば広報部門では、プレスリリースの原稿作成や画像制作などのクリエイティブワークも行っています。こうした部門にもAdFlowを導入し、業務の効率化を図れればと考えています。

 
 
 

まとめSummary

  • AdFlow導入前の課題

    紙やデジタルまでクリエイティブ
    ワークの幅が広がる中で、
    プロジェクト管理ツールによる
    効率化が不可欠

  • AdFlow導入による効果

    作業工数を大幅削減
    クリエイティブワークだけでなく
    受発注や請求管理まで一元管理

  • 今後のAdFlowへの期待

    販促・マーケティング部門だけでなく
    広報などさまざまな部門でのDX推進に活用

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