インタビュー

業務量の増加に対して採用ではなく仕組みで解決。それを可能にするツールがAdFlowだった。

業務効率化
俺の株式会社 営業本部 業務推進部 メディア制作グループ長 井口 正士 氏
  • 社名:俺の株式会社
  • 業種:飲食

メディアでも話題の「俺のイタリアン」をはじめとして、「俺のフレンチ」「俺の割烹」など都内を中心に数十店舗を展開する俺の株式会社。高級食材を、一流レストランを経験したシェフの手によってリーズナブルな価格で提供するという独自のスタイルで、日々多くのお客様に愛されている。

営業本部 業務推進部 メディア制作グループ長井口 正士 氏

 

インタビューInterview

2011年にオープンした「俺のイタリアン」。トリュフ、フォワグラ、キャビアなどの高級食材をリーズナブルな価格で楽しむことができるというコンセプトが注目され、メディア等でその存在を知った人も多いだろう。その後「俺のフレンチ」「俺のやきとり」「俺の割烹」といった業態を次々と展開し、現在では都内を中心に国内外で40店舗超を展開する俺の株式会社。店舗で使用される各種クリエイティブの制作業務も店舗数の拡大に伴い増え続けている。そのクリエイティブ業務の効率化を目的に導入されたのが、「AdFlow」だった。

 
 

導入前の課題Problem

既存の業務プロセスにおける問題

ー AdFlow導入前の業務プロセスにおいて、どのような課題を感じていましたか?

井口:当社が展開する店舗で使用するメニューやPOP、ポスターなどのクリエイティブ制作を、私を含めたインハウスのデザインチームで制作しています。当社では店舗主導で販促キャンペーンやイベントを行うため、店舗ごとにさまざまなクリエイティブを作成する必要があり、店舗からのそうしたクリエイティブ制作の依頼を受け付け、制作していくのがこのチームの役割です。

飲食業は繁忙期と閑散期がはっきりしており、制作物が少ない月だと約30件、多い月だと約80件と2倍以上の開きがあります。そのボリュームの変動に柔軟に対応するため、インハウスチームもアルバイトスタッフでシフトを組んで対応する構成となっています。社員が毎日出勤する体制ではないチーム構成であるがゆえに、制作業務の進行も分断されてしまうため、私が中継役を担う必要があります。

店舗数の拡大に比例してコミュニケーション量も肥大化するため、これを効率化できないかと考えていました。

ー それは大変ですね。スタッフを増やすという選択肢は考えなかったのでしょうか?

井口:もちろんそれも考えました。ただ、先ほどお話したようなボリュームの変動がある当社の環境を考えると単純な増員もフィットしにくいし、それによってコミュニケーションコストが増えてしまってはむしろ逆効果になる可能性もある。そのため、システムの導入によって解決できないかと思い、検討を開始しました。

ー システムの導入にあたってどのようなサービスを検討しましたか。

井口:いくつかのプロジェクト管理ツールを探して比較検討したのですが、そもそもクリエイティブの校正やプロジェクト管理に特化したサービスはほとんど見当たらなかったんですよね。校正の機能がないとどうしてもやりとりの都度テキストに書き起こす必要があったり、工数がかかってしまいますから。

加えて、当社では店舗で働く店長やマネージャーとのやりとりがメインですので、スピード感のあるやりとりを行うためにはスマートフォンでも操作できるという点が重要でした。それらの条件を満たすサービスは、AdFlow以外には見つけることができませんでした。

 
 

導入による解決Solution

AdFlow導入による効果

ー AdFlowをどのように活用していますか?

井口:店舗で使うメニュー、POP、ポスターなど印刷物全般のクリエイティブ制作は、すべてAdFlowを活用しています。各店の店長がAdFlowで依頼を行い、それを私たちのチームで確認し、その後の制作物のやりとりをAdFlow上で行っています。制作にかける期間も非常にタイトな時も多いため、スピーディーなやりとりができるので助かっています。

導入当初は、まず数店舗でテスト導入を行い、1カ月程度で活用のメドが立ったため、全店舗で正式導入を行いました。依頼する店舗側はPCスキルがそこまで高くないスタッフも多いですが、スマートフォンで簡単にやりとりができるので比較的導入もスムーズでしたね。

ー 導入による効果は感じていますか?

井口:修正に関するやりとりや、過去に制作したデータを探すためにメールを遡る必要がなくなったため、制作工程はとてもスムーズになりました。また、アルバイトスタッフの引継ぎも非常にラクになりましたね。担当するスタッフが変わってもAdFlowさえ見れば進捗や過去のやりとりが把握できる。チーム内の情報共有もとてもスムーズになりました。

 
 

今後への期待Future Outlook

今後のAdFlowへの期待

ー AdFlowに今後期待する部分はありますか?

井口:引き続き繁忙期には各店舗からの依頼が殺到するため、依頼者側にもその状況を共有したり、依頼する際に最短での納品スケジュールを指定できるような機能があるとさらに便利になると思っています。また、当社のように印刷物主体のクリエイティブ制作を行う会社では「印刷中」などのステータスが自由にカスタマイズできるようになるといいなと思います。

ー 現在、貴社が注力している取り組みはありますか?

井口:新規出店や新業態への参入が増えていることに加え、株主の変更など社内体制の変革期でもありますので、私たちのチームが担うべき役割やボリュームもどんどん増えていくと思います。日々手探り状態ではありますが、AdFlowをはじめさまざまなツールや仕組みを整え、より効率的に会社全体の成長を支えていきたいですね。

 
 
 

まとめSummary

  • AdFlow導入前の課題

    店舗数の拡大に伴い業務量も増加
    校正のやりとりが増えリソースを圧迫

  • AdFlow導入による効果

    各店舗からの依頼とやりとりを一本化し、
    増員せずにシステムによる効率化を実現

  • 今後のAdFlowへの期待

    スケジュールやステータスの
    柔軟なカスタマイズに期待

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