株式会社はてなは、京都に本社を置くインターネットサービス企業。個人・企業向けに情報発信や知識共有を支援する「はてなブログ」や「はてなブックマーク」のほか、サーバー監視サービス「Mackerel」、共同開発によるコンテンツプラットフォームなど、多彩なサービスを展開。技術力と開発文化に定評があり、ユーザー参加型のサービス運営を強みとしている。

- 社名:株式会社はてな
- 業種:インターネット関連事業
テクノロジーソリューション本部 事業開発部 グロースチーム
マネージャー薗田 敏 氏
インタビューInterview
出版社が展開するWebマンガサービスやアプリにおいて、読者に快適な閲覧体験を提供しつつ、運営側の負担を軽減するソリューションとして注目されているのが、株式会社はてなが提供するマンガビューワ「GigaViewer」である。個人向けWebサービスの開発で培った技術力と運用ノウハウを基盤に、「GigaViewer for Web」に加え、マンガアプリ向けの「GigaViewer for Apps」も展開している。ユーザーがマンガを快適に楽しめる多彩な機能に加え、入稿や作品管理、販売システムなど、運営コストの削減に貢献する機能を備えている点が特徴である。
また、はてなはビューワの提供にとどまらず、サービス企画やサイト開発、デザインのほか、マンガサイトの認知・インストール獲得、作品の読者獲得、サービスグロースを目的に、戦略立案から実施、効果検証までのデジタル広告のあらゆる工程をワンストップで支援するサービス「Comic Growth powered by GigaViewer」などの提供を通じて、クライアントのメディア成長を後押ししている。
この「Comic Growth powered by GigaViewer」を担当するのが、事業開発部の薗田氏である。出版社各社のアプリインストール促進を目的とした広告運用においては『AdFlow』を活用し、より効率的な体制を構築している。かつては、膨大な数のクリエイティブから目的のものを探し出す手間や、過去の施策を振り返る難しさといった課題が存在していた。薗田氏はそれらの課題にどのように向き合い、解決してきたのか。その取り組みの詳細を伺った。
導入前の課題Problem

既存の業務プロセスにおける問題
ー AdFlow導入前の業務プロセスにおいて、どのような課題を感じていましたか?
薗田:私が所属するテクノロジーソリューション本部では、はてなが提供するマンガビューワ「GigaViewer」を、出版社のWebサイトやマンガアプリ向けに提案・導入を進めています。私はその中の事業開発部で、出版社のアプリのインストール数を伸ばすための広告運用を主に担当しています。
広告運用では、多くのクリエイティブを扱うため、その管理方法には常に課題がつきものでした。導入前は、進行管理をTrello、クリエイティブの一覧管理をスプレッドシート、データの保管をGoogleドライブと、3つのツールを使い分けていました。それぞれの役割は明確でしたが、ツール間の連携が煩雑で、扱う情報が増えるにつれて管理がどんどん重くなっていったのです。
特に、プロジェクトが増えるとクリエイティブの量も膨大になり、目的の素材を探すのに時間がかかるようになっていました。また、過去にどのようなクリエイティブを使って、どんな成果が出たのかを振り返ろうとしても、情報が分散していることで確認作業に手間がかかり、効率が悪くなっていました。
このような課題を感じる中で、もっとスムーズに管理できる仕組みが必要だと考えるようになり、新たなツールの導入を検討するようになりました。
AdFlow導入までの経緯
ー AdFlow導入時に、どのようなサービスを検討しましたか。
薗田:はじめは、できるだけコストを抑えたいという思いから、無料で対応できる方法をいろいろと検討しました。しかし、クリエイティブの数や管理の複雑さを考えると、無料のツールだけでうまく回すのは難しいと判断しました。
そこで、有料のクリエイティブ管理ツールについて、何社かとお話をさせていただきました。それぞれのツールに特徴がありましたが、どれも一長一短で、私たちの運用にフィットするかどうかを慎重に見極める必要がありました。
最終的にAdFlowを導入することに決めた最大の理由は、カルーセル形式のクリエイティブに対応していた点です。マンガの広告では、複数の画像を横に並べてストーリー性を持たせる表現が重要になるのですが、他のツールでは案件ごとに1つずつしか使えなかったり、並び順の管理がしづらかったりと、柔軟性に欠けるところが多くありました。
その点、AdFlowはカルーセル形式のクリエイティブをまとめて管理・運用できる機能があり、マンガというコンテンツの特性とも非常に相性が良いと感じました。複数の素材を一つの流れとして扱えることで、広告としての表現の幅も広がり、より成果につながると判断しました。
導入による解決Solution

AdFlow導入による効果
ー AdFlowをどのような業務に活用していますか?
薗田:AdFlowは、各出版社が運営するアプリのインストール数を増やすための広告に使う、マンガ形式のクリエイティブ制作に活用しています。私と、同じチームのディレクター2名、デザイナー2名の計5名で運用しており、案件ごとの進行管理からクリエイティブの共有、フィードバックまでを一元的に行える点が非常に助かっています。
特に、マンガのように複数画像をカルーセル形式で展開する広告では、素材の並びや文言の調整が細かく発生するため、関係者間でスムーズに確認・修正できる仕組みが欠かせません。AdFlowを導入したことで、作業の見える化と効率化が大きく進みました。
ー 導入までのプロセスはスムーズでしたか?
薗田:私自身は前職でもAdFlowを使っていたため、導入に不安はありませんでした。ただ、他のメンバーにとってははじめて使うツールだったので、スムーズに使いこなせるかという点は気にしていました。
ですが、AdFlowのカスタマーサクセスの方々と密にやりとりをしながら進めることができたので、導入時の混乱はまったくありませんでした。
そもそもUI/UXが非常にわかりやすく、機能も画面を見れば直感的に理解できる設計になっているので、メンバー全員が短期間で問題なく使いこなせるようになりました。今では、各自が自律的にツールを活用できる状態になっています。
ー 導入によってどのような効果がありましたか。
薗田:AdFlowを導入してから、半年ほどが経ちました。現在は、デザイナーやディレクターだけでなく、クライアントとのやりとりにも活用しており、制作から確認・修正までの流れがとてもスムーズになったと感じています。
特にマンガの広告は、一般的なバナーと違って複数枚の画像を用いたストーリー形式が多いため、作品ごとの表現意図や構成の細かなチェックが欠かせません。そのため、クライアントのほか、編集者や作家の方に確認してもらう場面も多くあります。
そうした場合にも、AdFlow上で確認用URLを発行し、それを共有するだけで簡単にチェックしてもらえるので、やりとりのスピードが格段に上がりました。案件ごとの進捗や内容も一目で把握できるので、管理面でも非常に助かっています。
また、作品ごとにタグをつけて整理できる機能も便利で、過去のクリエイティブを振り返りたいときや、次の戦略を考える際に役立っています。例えば、「この作品ではどの構成が反応がよかったか」といった分析がしやすくなり、改善のスピードも上がっています。
ツールとして動作が重くなることもまったくなく、快適に運用できている点も大きなポイントです。日々の制作業務の中に自然に組み込まれており、今ではなくてはならない存在になっています。
今後への期待Future Outlook

今後のAdFlowへの期待
ー AdFlowに今後期待する部分はありますか?
薗田:まだ導入間もないこともあり、AdFlowのすべての機能を活用できていませんが、今後は広告の効果をデータで見ながら、より戦略的にクリエイティブを考えていきたいと思っています。どの作品や構成が効果的だったのか、視覚的に振り返ることができれば、次の企画にもつなげやすくなりますし、クライアントへの提案の説得力も増すはずです。
AdFlowはすでに日々の制作業務には欠かせないツールですが、今後はこうした分析や振り返りの面でも活用の幅を広げていけると、さらに心強い存在になると期待しています。
ー 貴社として今後どのような取り組みに力を入れていますか?
薗田:今後も、出版社の皆さんにとって大切なマンガ作品を、より多くの読者に届けていくことに力を入れていきたいと考えています。広告という手段を通じて、作品の世界観や魅力をきちんと伝えることで、「読んでみたい」と思ってもらえるきっかけをつくるのが私たちの役割です。
マンガは一つひとつに強いメッセージ性や感情の動きがあるので、その良さを広告の中でどう表現するかがとても重要です。今後は、そうした魅力をより的確に、効果的に届けられるクリエイティブや戦略を、チーム一丸となって追求していきたいと思っています。
まとめSummary
-
AdFlow導入前の課題
複数ツールによる煩雑な管理と、
膨大なクリエイティブの検索・
振り返り作業にかかる非効率な運用 -
AdFlow導入による効果
進行・共有・保管の一元化と、
タグ管理による検索性向上、
チーム内外とのスムーズな確認フローの実現 -
今後のAdFlowへの期待
効果分析機能の活用による、
データに基づく戦略立案と、
より精度の高いクリエイティブ改善への展開
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