インタビュー

繁忙期には月間2,500本超にもおよぶバナー制作の進行管理とレポートを『AdFlow』で実現。

業務効率化
株式会社京王百貨店 営業本部 営業統括室 営業政策部 EC担当 係長 大島 氏
  • 社名:株式会社プライムクロス
  • 業種:広告代理店

野村不動産とセプテーニ・ホールディングスのJVとして2006年に設立されたプライムクロス。不動産・住宅業界に特化したデジタルマーケティングカンパニーとして、デジタル広告、クリエイティブ制作、クラウドサービス提供やDX支援を手掛ける。

アドマネジメント本部 サービスデベロップメント部
プロモーションデザイン課長十河 彰子 氏(右)

アドクリエイティブディレクション課中田 愛里奈 氏(左)

 

インタビューInterview

総合ディベロッパーの野村不動産と、インターネット広告代理店のセプテーニ・ホールディングスという業界トップクラスの企業によるJV(ジョイントベンチャー)として設立されたプライムクロス。同社は、不動産・住宅領域における包括的なデジタルマーケティング支援を行っている。2011年より、当社が提供する「AdFlow」を活用し、制作プロジェクトの進行管理を実施。さらに、2024年1月からは「AdFlow」のクリエイティブレポート機能も活用しており、今回はその導入の背景や効果について話を聞いた。

 
 

導入前の課題Problem

既存の業務プロセスにおける問題

ー AdFlow導入前の業務プロセスにおいて、どのような課題を感じていましたか?

十河:AdFlowをはじめて導入した2011年以前は、営業メンバーが直接制作会社にバナーを発注し、メールでやりとりするのが一般的な流れでした。しかし、制作本数が増え続ける中で、過去のクリエイティブやノウハウも属人化してしまう課題がありました。そこで、制作進行管理を可視化することを目的にAdFlowを導入しました。

また、当社では営業、ディレクター、広告運用コンサルタントの分業が進んでおり、複数のメンバーがやりとりを共有しながら、入稿手続きなどの業務を分担できる体制を整えることも重要な目的でした。

中田:当社で制作するクリエイティブは、静止画だけでも月間平均700本~1,000本にのぼり、繁忙期には2,500件を超えることもあります。さらに、最近では動画やLPの制作も増えており、全体の3割程度を占めるようになっています。動画だけでも月間20本~50本、繁忙期には100本以上に達するため、プロジェクト管理ツールの導入は必要不可欠です。

クリエイティブレポート機能を導入した経緯

ー それだけの制作本数になると、メールやチャットツールだけでのやりとりでは管理が難しくなりますね。2024年の段階で、クリエイティブレポート機能を導入するに至った課題は何でしたか?

十河:当時使用していた別のサービスが終了することになり、代替サービスの検討が必要でした。主要媒体の管理画面からパフォーマンスデータを連携し、各媒体の成果を一元管理できることが必須条件としてあり、その要件を満たすツールを比較検討しました。

その中で、AdFlowのクリエイティブレポート機能は、入稿したクリエイティブとレポートが紐づくという点で、特にクリエイティブにフォーカスした機能を備えていました。この点が決め手となり、導入を決めました。

 
 

導入による解決Solution

AdFlow導入による効果

ー AdFlowをどのような業務に活用していますか?

十河:ベースとなるプロジェクト進行管理については、営業部門とディレクション部門の2部門で活用しています。特に助かっているのが、修正指示のしやすさです。これまでは、画像や動画のキャプチャを取得し、PowerPointに貼り付けて修正指示を行う必要がありました。しかし、AdFlowでは管理画面上で簡単に指示を出せるため、作業の手間が大幅に削減されました。

特に、動画の修正指示は手間がかかるため、AdFlowの使いやすさには感動しましたね。

ー 導入による効果は感じていますか?

中田:前職でも広告代理店に勤めていましたが、当社に入社しAdFlowを使うようになってから、これまでとの違いを実感しています。メールやチャット、ストレージサービスだけで管理していると、担当者の異動や退職時の引き継ぎが大変なうえ、過去のクリエイティブを探すのもひと苦労でした。

また、ステータス管理のしやすさも大きなメリットです。同時に多くのプロジェクトが進行する中で、数が増えるとステータスの把握が難しくなりますが、AdFlowなら一元管理が可能なため、非常に助かっています。

ー クリエイティブレポート機能を使ってみて、いかがですか?

十河:当社では一つのアドクリエイティブを複数媒体に出稿することが多いのですが、クリエイティブの良し悪しを媒体を跨ってAdFlowレポートに集約して定点観測・比較できる点が効率的だと感じています。

その結果、クリエイティブごとの成果をもとにスピーディーな改善や改善提案が可能になり、クライアントへの報告もスムーズに行えるようになりました。

 
 

今後への期待Future Outlook

今後のAdFlowへの期待

ー AdFlowに今後期待する部分はありますか?

中田:当社では、営業メンバーがコミュニケーションツールとしてSlackを活用しています。そのため、AdFlowの管理画面でのやりとりのうち、営業が確認すべき内容だけをSlackに連携し、通知できる機能があると便利だと思います。

十河:クリエイティブレポート機能については、レポートの表示項目を自由に絞り込んだり選択したりできるようになると、必要な情報だけを抽出して報告できるため、より使いやすくなると感じています。

ー 現在、貴社が注力している取り組みはありますか?

十河:やはり、全社的にAIの活用には力を入れています。過去の広告運用データやクリエイティブをAIに学習させ、独自のスコアを算出することで、入稿前に一定水準のクオリティを担保できるようにする取り組みを進めています。また、今後はAIが改善点をサジェストする仕組みの構築にも取り組んでみたいです。

AdFlowでも、これまでのアドクリエイティブ制作ナレッジやAdFlowレポートの技術を活用して、バナー制作やおすすめ構成案作成の自動化を期待したいです。

 
 
 

まとめSummary

  • AdFlow導入前の課題

    属人的な進行管理になっており、
    複数のメンバーで進捗を共有できる
    仕組みが不可欠

  • AdFlow導入による効果

    静止画や動画の修正指示や
    ステータス管理が効率化
    パフォーマンスも
    クリエイティブレポート機能で一元管理

  • 今後のAdFlowへの期待

    クリエイティブレポート機能の
    さらなるアップデートや、
    外部ツールとの連携に期待

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