「日常にちょっとしたサプライズを」をコンセプトに、韓国で話題の“バニトレ”発想を取り入れた強着圧レギンスや、オーガニック素材を使った“さらふわ”なおうちレギンスなどを展開するD2Cブランド「BELMISE」。マーケティングと商品開発の強みを活かし、シリーズ累計680万枚を売り上げる人気ブランドへと成長し、現在も多彩な商品を展開している。


- 社名:株式会社ファストノット
- 業種:D2C
ダイレクトマーケティング部荒木 真広 氏
インタビューInterview
シリーズ累計680万枚を売り上げるD2Cブランド「BELMISE」を展開するファストノット。驚異的な成長を支えているのが、同社のマーケティングを担うダイレクトマーケティング部だ。インターン生を中心とした制作体制を築き、月間60本前後の広告クリエイティブを制作するこの部門では、さらなる成果向上を目指して「AdFlow」を導入した。
導入前の課題Problem

既存の業務プロセスにおける問題
ー AdFlow導入前の業務プロセスにおいて、どのような課題を感じていましたか?
荒木:課題は大きく分けて、ふたつありました。
ひとつは、どの広告クリエイティブがどれだけ効果を出しているのかが把握できないことです。当社では、主にMetaやTikTokといったSNS広告を中心に運用していますが、媒体の管理画面では媒体をまたいだ集計が難しく、別の運用方法を検討していました。当初は、GAS(Google Apps Script)やLooker Studioをカスタマイズしながら対応を試みていましたが、これらではレポートの集計はできても、広告クリエイティブとの紐付けまではできません。
その結果、クリエイティブの改善においても、細かな修正ではなく感覚的に全体を刷新してしまうことが多く、本来はコピーや色味を少し変えるだけで改善できたはずのものも、無駄な作り直しが発生していました。こうした背景から、根拠に基づいたPDCAサイクルを回すことができない状態が続いていたのです。
もうひとつの課題は、制作プロセスの効率化です。これまではChatworkでやり取りを行い、修正点はスプレッドシートにまとめ、完成したクリエイティブはGoogleドライブで管理していました。しかし、月に60本前後ものクリエイティブを制作する中で、この体制ではどうしても漏れや混乱が発生してしまいます。煩雑さを抑えつつ、いかに大量のクリエイティブを安定的に制作できる体制をつくるかが、大きなテーマとなっていました。
AdFlow導入までの経緯
ー AdFlow導入時に、どのようなサービスを検討しましたか。
荒木:先述したふたつの課題のうち、後者の効率化観点ではさまざまなサービスが存在していますが、前者のクリエイティブとレポートの紐付けをできるサービスはほとんど見当たりませんでした。
ここを実現できるサービスがAdFlowだったので、まさに当社にフィットすると思い、導入を決めました。
導入による解決Solution

AdFlow導入による効果
ー AdFlowをどのような業務に活用していますか?
荒木:弊社では、MetaやTikTokなどのSNS広告のクリエイティブ制作にAdFlowを活用しています。静止画・動画を問わず、すべての広告制作をAdFlow上で進行しています。現在は5名のインターン生が在籍しており、それぞれが制作物をAdFlowにアップロードし、そこから修正指示やステータスの管理などを一元的に行っています。
ー 導入までのプロセスはスムーズでしたか?
荒木:実は、社内向けのレクチャーはほとんど行っていないんです(笑)。AdFlowはUIがとても使いやすく、インターン生も特に混乱することなく、スムーズに使い始めることができました。
操作で不明な点があった際も、丁寧なサポートをいただけたので、安心して導入することができました。
ー 導入によってどのような効果がありましたか。
荒木:まず、制作プロセスの観点では、AdFlowのステータス管理機能を活用することで、以前の課題だった指示の確認漏れやタスクの抜け漏れがなくなり、業務が非常にスムーズになりました。
さらに大きな変化として挙げられるのが、チームが“自走する組織”へと進化できたことです。導入の決め手でもあった広告クリエイティブとレポートの紐付けが実現したことで、制作を担当するメンバーが、自分の手がけたクリエイティブの効果をすぐに確認できるようになりました。
その結果、インターン生たちが自律的に改善策を考え、自らアクションを起こすようになったのです。この「数字をもとに各自が考える」という姿勢が、責任者である私ひとりだけでなく、チーム全体に広がったことは非常に大きな価値だと感じています。
今後への期待Future Outlook

今後のAdFlowへの期待
ー AdFlowに今後期待する部分はありますか?
荒木:当社にとって最も価値が高いのは、やはりこのクリエイティブレポート機能です。そのため、今後のさらなるバージョンアップには大いに期待しています。
たとえば、指定した任意のスプレッドシートにレポートが自動で出力されるような機能が加わると、より一層便利になると感じています。
ー 貴社として今後どのような取り組みに力を入れていますか?
荒木:おかげさまで、現在の広告運用は比較的順調に推移しています。ただ、今後さらなる売上成長を目指すうえでは、既存のSNS広告運用だけでは限界が見えてくると感じています。
そのため、最近ではYouTubeでのCM展開など、ブランディングやPRにも注力しはじめました。今後は、こうした取り組みを含めた総合的なマーケティング戦略によって、ROASの最適化を図っていきたいと考えています。
まとめSummary
-
AdFlow導入前の課題
制作した広告クリエイティブと
その効果の紐付けが弱く、
広告運用のPDCA精度に課題 -
AdFlow導入による効果
クリエイティブレポート機能により
PDCA精度が向上
自走するチームへと進化 -
今後のAdFlowへの期待
AdFlow外のシートへの自動出力など、
クリエイティブレポート機能の進化に期待
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